「大原孝治氏」をご存知ですか。
名前を聞いてピンと来る方は少ないかもしれませんが、「大原孝治氏」は、2014年よりドンキホーテホールディングスの代表取締役を務めている人物です。そう聞くとテレビや雑誌で見たことがある、という方は多いのではないでしょうか。
そんなドンキホーテホールディングス代表取締役は、創業者である「安田隆夫氏」なくして語ることはできません。
安田隆夫氏は、大学卒業後の29歳のとき現在のドンキホーテホールディングスの前進にあたる「泥棒市場」を開業しました。そこで現在につながる販売手法の原点である「処分品やバッタ品を現金で安く仕入れる手法」を身につけたと言われています。そして1989年に東京都府中市にドンキホーテ第1号店を開業し、以降増店増益を続けてきた日本のカリスマ実業家です。そんなカリスマである「安田隆夫氏」から代表取締役を引き継いだのが「大原孝治氏」なのです。
このようなプレッシャーのかかる状況の中で大原氏が抜擢された一番の理由は、現場をよく知る人物であるという点もその大きな要因だったと言われています。彼のドンキホーテホールディングスの仕事は、1993年ドンキホーテ第1号店でのコーナー担当者で始まりました。その後も、木更津店、幕張店、市原店の立ち上げ店長を務めるなど多岐にわたる業務経験を持っています。そんな「大原孝治氏」の手によって今後ドンキホーテホールディングスがどんな形で成長していくのか楽しみです。